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【レンズ】シグマ 高倍率ズームレンズ 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO OS HSMレビュー

レンズ交換すること無く一本で広角から望遠までの画角をカバーする高倍率ズームレンズ。
そんな高倍率ズームレンズの中の1本「シグマ18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO OS HSM
今回は、このレンズを1年ほど使用したのでレビューしてみたいと思います。

主なスペック

発売日:2014年10月30日
実売価格(2017年11月現在):48,356円
焦点距離:18-300mm
開放F値:F3.5-6.3
フィルター径:72mm
寸法:79×101.5 mm
重量:585g

シグマ18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO OS HSM」はAPS-Cセンサー専用のズームレンズです。
35mm判換算で27mm-450mm相当の画角が得られます。
倍率は16.6倍、所謂「高倍率ズームレンズ」と言われるタイプのレンズです。

約3.5段分の手ぶれ補正効果が得られる手ぶれ補正機構「OS」を搭載
レンズには蛍石と同等の性質を持つFLDガラス4枚とSLDガラス1枚を採用し倍率色収差を補正しています。
また、スーパーマルチレイヤーコートの採用でフレアやゴーストの発生を軽減。

18-300mmの画角の違い

NIKON D7100との組み合わせで18-300mmでどの位画角の違いが有るか撮り比べてみました。

一本のレンズでここまでカバーできます。

外観

フィルター経は以前紹介した事のあるシグマ17-70と同じ72mm

サイドにAE/MFの切り替えスイッチと手ぶれ補正「OS」のON/OFF切り替えスイッチ
その少し上にズームロックスイッチがついています。
ズームロックは一番縮めた18mm時のみ使用可能。

ズームするとこんな感じで伸びます。

画質・使用感など

高倍率ズームレンズと聞くとどうしても画質面が気になりますが、このレンズは画質にこだわって設計されているため高倍率ズームといえども非常に解像力は高いです。
また、AFの反応速度も素早く良好。手ぶれ補正も3.5段分と暗い場所での撮影にも十分対応できます。

レンズには「スーパーマルチレイヤーコート」を採用しているため逆光でもフレアやゴーストはほとんど見られません。

最短撮影距離は39cmで最大撮影倍率は1:3と簡易マクロとしても使用可能

その他のライバルとなりそうな高倍率ズームレンズ

今回は「シグマ18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO OS HSM」をレビューしましたが、そのライバルとなりそうなその他の高倍率ズームレンズもいくつか有るのでご紹介致します。

シグマ

タムロン

ニコン

キヤノン

作例

まとめ

このレンズは高倍率ズームレンズで有りながら高い画質を実現して、利便性と画質面を両立させています。
面倒なレンズ交換をすること無く広角から望遠までをカバーする便利ズームはちょっとしたお出かけや旅行に最適です。

また「初めてのデジイチはキットレンズではなく、高倍率ズームと単焦点がおすすめ!!」でもお話した通り、初めてカメラを購入する方には是非使って欲しい高倍率ズームレンズ。
このレンズはそんな初めての1本としてもおすすめできる非常に素晴らしいレンズと言えます。