写真

【野鳥】鳥を撮ってみてわかったこと

前回の投稿の通り初めて鳥を撮りに行ったわけですが、撮ってみて色々わかったことや課題があったので軽くまとめておきます。
前回の記事:【野鳥】鳥撮りに行ってきた!!

自分自身の技術が足りない

やっぱり「動き物」は難しいです。
今まで動き物の撮影なんかしたことがなかったので、とにかくわからないことだらけです。
そもそも鳥が飛び立つタイミングが予想できなくて・・・
カメラを構えてない時に鳥が飛び立つ>慌ててカメラを構える>中々ファインダー内に鳥が収まらない>やっと追いついて収まったと思ったら着水or遠くに行ってしまっている・・・なんてことばかりでした。

飛んでる鳥をかっこよく撮りたいのに中々鳥が思い通りに動いてくれないし、動いてくれても自分が追いつけないし。
こんな状態なので鳥以外の背景・前景まで気にしながらの撮影なんてとうてい無理です。

それと「流し撮り」が全く出来ない。
今までやったことなかったんですが、難しいですね。
振りすぎて追い越しちゃったり、鳥が飛んで行く方向から外れたり。
鳥さんとタイミングもスピードも全然合いません。

こればっかりは練習有るのみですね。

レンズの長さが足りない

DSC_9099

そもそもまともに鳥を撮れるようなレンズを持っていません。
使用したのは手持ちの一番長いレンズsigma 18-300という所謂「高倍率ズームレンズ」です。
悪いレンズではないですが、鳥撮りに向いてるレンズではないかもしれません。

条件が揃って鳥が近くにいてくれればそれなりに撮れますが、距離が離れてしまうと小さくしか映らないのでシャッターチャンスがそれだけ減ってしまいます。
もっと大きく撮りたいと思って近づくと鳥が逃げてしまいますし、かと言って遠すぎると小さいし・・・
NikonD7100はクロックアップが使えるので300mmだと35mm換算で600mm相当として使えますがこれでも全然足りないことがほとんどでした。
やはり鳥を撮るのに300mmは少し短いようです。
タムロンやシグマのの150-600mmの様なもう少し長いレンズが欲しいところです。

カメラのバッファが足りない。

カメラはNIKOND7100を使用しました。
最初RAW-14bitで撮影し始めたんです連射可能枚数が6コマしか無く、鳥が飛び立ってシャッターを切り始めると連射が途中で止まってしまいます。
仕方なく12bitに下げましたがそれでも7コマ。これにプラスして1.3倍のクロップを使うともう1コマほど増加しますがそれでも8コマ程度。
8コマ目以降はカードへの書き込み待で連写スピードが極端におちてしまい、せっかくの撮影チャンスなのにもどかしいばかりでした。
SDカードの書き込み速度も影響していると思いますが、カメラ本体のバッファが少ないためRAWでの連射には限界があります。
JPEGにしてしまえば100コマまで行きますが、それだと後からPCでの調整が限られてしまうし・・・・どっちがいいんでしょうか?

今まで連射速度や連射枚数なんて殆ど気にしたことがなかったんですが、鳥を撮影してみて初めてその大事さを知りました。
D7100の後継機のD7200だとバッファメモリが増えているので倍くらいは連射できるみたいですし、aps-cのフラッグシップのD500に至っては高速なXQDカードと組み合わせることで秒間10コマでRAWの200コマ連写(連写の上限枚数)が可能だそうです、すごい!!
まあ、上見るとキリがないですね・・・。

ピントが上手く合わない

DSC_9172

止まってる場合は問題ないんですが、飛んでる鳥を撮ろうとするとピントが合わずに撮り逃してしまったり、 撮れたけどピントが甘かったり中々うまく行きません。

フォーカスポイントは初め1点で撮影していたんですがこれだとピントが外れることが多く9点に変更して撮影しました。 21点でも撮影してみましたが、周りに何も無く1羽だけ飛んでるようなときはいいんですが、被写体(鳥)の手前や近くに物有ったり複数匹で飛んでいる場合はフォーカスが迷う時が多々有ったので、結局1と21の間の9点で撮影しまし。 でもこれもシュチエーション次第ですかね・・・

構図を決めている余裕がない

カメラの設定決めて、フォーカス合わせて、かつ鳥の動くタイミングに合わせてカメラをふてファインダーに収めて・・・やることがいっぱいありすぎて構図を決めてる暇がない・・・

しっかり撮れるとやっぱりきもちい!!

やっぱりこれ!!ちゃんとピントが合って鳥もキレイに羽ばたいて、露出もバッチリ決まったときなんかは気持ちいいですねー。 まだまだ”いい写真”とまでは行かないものの、今まで撮ったことのない被写体だとそこそこキレイに取れただけでも嬉しいものですね。